あらゆるものがインターネットに接続される時代となり、常時接続性の高いIoT(Internet of Things)デバイスや、製造業などにおけるセンサーとしてのIIoT(Industrial Internet of Things)デバイスは、あらたなビジネス機会の拡大と同時にセキュリティリスクをもたらします。また、重要インフラを担う産業用制御システム、制御・運用技術(OT : Operational Technology)セキュリティは、サービスの安全かつ継続的な提供のため、ITシステムとの融合を見据えたセキュリティシステムや体制の強化が課題となっています。
IDC Japan年間情報提供サービス「Japan Internet of Things and OT Security (Japanese Version)」 では、IoTデバイスやテクノロジーに関するセキュリティ製品(ハードウェアおよびソフトウェア)、IIoTで利用されるセンサーなどを含めたエコシステムやセキュリティプラットフォーム、および制御/運用技術(OT)に関わるセキュリティ製品とサービス市場全体を調査対象とし、主に企業のセキュリティ対策動向に焦点をあて、調査/分析、予測を行います。またセキュリティ製品を目的別に分類し、詳細な市場、ベンダー動向/予測や技術的な将来の方向性についても情報を提供します。2021年は、IoT/IIoTセキュリティ市場におけるサービスに関するビジネス動向を調査いたします。