target audience: TECH BUYER Publication date: Jan 2023 - Document type: Tech Buyer Presentation - Doc Document number: # JPJ49206923
IDC FutureScape: Worldwide Sustainability/ESG 2023 Predictions - Japan Implications
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Abstract
本プレゼンテーションは、世界と国内において2023年から2028年にかけて起こる、Sustainability/ESGに関する主要な10項目の予測(Predictions)についてまとめている。世界市場については『IDC FutureScape: Worldwide Sustainability/ESG 2023 Predictions(IDC #US48709922、2022年10月発行)』において詳述しており、本プレゼンテーションでは、国内市場のPredictionsにおいて、世界市場からの変更点に焦点を合わせて論じている。
最近の国内におけるカーボンプライシングの導入などは企業の脱炭素施策を推進する強力なインセンティブとなる。IDCの調査では、二酸化炭素(CO2)排出量が多い「製造」や、事業モデル自体の大きな変革を迫られている「公共/公益」、サステナブルファイナンスに関わる施策が広がる「金融」といった産業分野で、脱炭素化に向けた活動が活性化していることが分かっている。その他、「運輸」など事業を推進する上で巨大なインフラの稼働を必要とする関連事業者においても、サステナビリティ/ESGへの取り組みは喫緊の課題となっている。IDC Japan、Verticals & Cross technologiesのリサーチマネージャーである敷田 康は「企業の中では、カーボンプライシングやSDGs/ESGが引き起こす変革を、社会的義務として対応するのではなく、能動的なビジネスチャンスとして捉える動きが出てきている。他方、社内の部署間のサイロ化も起きやすい国内企業においては、サステナビリティ/ESG関連の取り組みの中でもサプライチェーンの上流/下流における温室効果ガスの排出量であるスコープ3に分類される外部の事業者に対する要求に関わる取り組みは遅くなる可能性がある」と分析している。