By using this site, you agree to the IDC Privacy Policy

27 Mar 2019

国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表

Japan, 2019年3月27日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表しました。これによると2018年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は、前年比27.2%増の6,688億円となりました。また、2018年~2023年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は20.4%で推移し、2023年の市場規模は2018年比2.5倍の1兆6,940億円になるとIDCは予測しています。

国内IT市場では、クラウドファースト戦略を実行する企業が増加しています。また、パブリッククラウドを利用するシステム領域は、「情報系システム」から「基幹系システム」へと多様化、拡大しています。2018年の国内パブリッククラウドサービス市場は、従来型ITからクラウドへの移行が堅調に進み、高い成長を遂げました。

今後も、ユーザー企業における従来型ITからパブリッククラウドへの移行は継続します。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)や新技術を活用した「生産性の向上」「業務の効率化」を目的として、パブリッククラウドを利用するユーザー企業は増加する見込みです。これらのことから、国内パブリッククラウドサービス市場は、高い成長を継続するとIDCは予測しています。

2017年から2018年にかけて、「新しいことへの挑戦」よりも「安定性/信頼性」を重要視し、変化に慎重な姿勢を持つ一般的企業がクラウドファーストへとIT戦略の変革を進めました。しかし、一般的企業は、その慎重な姿勢から「安定性/信頼性」「実績」「管理性」「コストの最適化」を重要視するものの、先駆的企業と比較すると「技術」「ITスキルの習得」に対する投資が限定的となる傾向があります。すなわち、ベンダーは競争優位性を示すために、これまで以上にクラウドの導入/運用支援を強化する必要があります。特に、パブリッククラウドIaaS/PaaSやハイブリッド/マルチクラウド環境では、従来型ITと比較して導入/運用に求められるITスキルは大きく変化するため、導入/運用サービスの強化、拡充は欠かせない要素となっています。また、従来型ITからクラウドへの移行だけではなく、DXを推進するクラウドネイティブアーキテクチャへの移行を支援することも重要となっています。「現在、国内パブリッククラウドサービス市場では、システム領域の多様化、拡大、さらにはユーザー企業層の変化が顕著に見られる。ベンダーが競争優位性を示すためには、ユーザー企業のクラウドジャーニーを包括的に支援するエコシステムの拡充が必須である」と、IDC Japan ITサービス リサーチディレクターである松本 聡 は述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内パブリッククラウドサービス市場予測、 2019 年~ 2023 年 にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内パブリッククラウドサービス市場の概況や動向を分析し、セグメント別に2019年~2023年の市場予測をまとめています。



<参考資料>

国内パブリッククラウドサービス市場 売上額予測、2018年~2023年

Note: 本調査で対象としているパブリッククラウドサービスは「SaaS」「PaaS」「IaaS」であり、関連するITサービス(導入、運用、サポートなど)およびソフトウェア(例: PaaS/IaaS上で稼働するアプリケーション)は対象外である

Source: IDC Japan, 3/2019

Coverage