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02 Apr 2019

国内コンサルティング市場予測を発表~DX支援がオペレーション変革領域に浸透へ~

Japan, 2019年4月2日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、ビジネスおよびITコンサルティングで構成される「国内コンサルティングサービス市場」予測を発表しました。これによると2018年の同市場規模は前年比6.4%増の7,659億円になったとみられます。

コンサルティングサービス市場の内、ビジネスコンサルティング市場の2018年の支出額は、前年比7.8%増の4,227億円となり、初めて4,000億円を突破しました。デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援に関わる需要は非常に高い水準を維持しており、デジタル技術を活用した「オペレーショナルエクセレンス」に取り組む国内企業が増加し、需要牽引型の高成長を継続しています。サービスセグメント別にみると、2018年は、戦略、財務/経理、業務改善、組織/変革、GRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)その他の5セグメントの全領域で、前年比6%を超える成長を遂げ、特に業務改善(Operations)コンサルティングが8.9%と、最も高い成長率となりました。

IDCでは、DX支援に関わるビジネス/ITの両コンサルティング市場を「デジタル関連コンサルティング」市場として予測しています。具体的には、クラウド、アナリティクス、モビリティ、ソーシャルといった第3のプラットフォームの導入/活用、あるいは、同プラットフォームを通じて提供されるIoTやコグニティブ/AIシステム、サイバーセキュリティなどの導入/活用に関わるコンサルティング案件が含まれます。同市場の支出額は2018年に前年比40.5%の成長を遂げ、709億円になりました。2017年に続き、DXに関わる案件はサービスライン/産業分野を問わずビジネスコンサルティング市場の牽引役となっており、特にデジタルオペレーションに関わる案件の増加が顕著でした。

需要側では、従来と比較して顧客サービスや生産/物流といった「現場側」部門においても、新たな事業モデルや生産性向上のためのデジタル技術の活用が不可欠となっており、サービス提供側でも、主要ファームが人材強化に積極的でありデジタル案件への対応力も徐々に拡大していることから、同市場は、2018年~2023年までの年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate) 29.3%と高い成長率を維持し、2023年には、2,568億円に達するとIDCでは予測しています。

国内コンサルティングサービス市場全体では上記を背景として、2018年~2023年のCAGRは5.4%で、2023年には9,969億円に達するとIDCでは予測しています。IDC Japan ITサービス グループマネージャーの植村卓弥 は「活発なコンサルティング需要に対応するため、デリバリー能力の最大化に向けたコンサルティングの「工業化」が進む中で、デザインやリーンといった新たなアプローチを組み込んだ方法論やその提供人材、あるいは共創やエコシステム形成の「場」の提供を、どのように自らの提供価値に組み入れていくかが、コンサルティング事業者にとっての主要な課題となる」と述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内ビジネスコンサルティング市場予測、 2019 年~ 2023 年 にその詳細が報告されています。本レポートでは、ビジネスコンサルティング市場の2018年~2023年のサービスセグメント別/産業分野別市場規模予測や、ITコンサルティング市場と合わせたコンサルティングサービス市場全体における「デジタル関連」コンサルティング市場の予測/分析を行っています。



<参考資料>

国内ビジネスコンサルティング市場 支出額予測: 2018年~2023年

Note:

・2018年は実績値、2019年~2023年は予測値

Source: IDC Japan, 4/2019

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