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17 Jun 2019

国内クライアント仮想化関連市場予測を発表

Japan, 2019年6月17日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、2018年の調査実績をもとに2019年~2023年の国内クライアント仮想化関連市場について予測を行い、その結果を発表しました。国内クライアント仮想化ソリューション市場は、2023年には8,858億円まで拡大し、2018年~2023年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.2%とIDCではみています。市場拡大の促進要因は、インテリジェントワークスペースの進化、法規制/ガイドラインによるIT投資拡大、Windows 7/Windows Server 2008のサポート終了によるVDI/SBC需要拡大です。

2019年は、デジタルワークスペースが、さらにインテリジェントワークスペースへと進化/深化する年とみています。アナリティクス、RPA(Robotic Process Automation)などのAI(Artificial Intelligence:人工知能 )技術、チャット/メッセンジャー、次世代セキュリティやクラウドサービスなどの実装/連携が進み、インテリジェントワークスペースへ進化するとIDCではみています。VDI環境における生体認証、電子サイン、音声/動画も実用段階に入り、多くのユーザー企業で活用されています。本格的に実用化されるSD-WANや2019年にパイロットサービスが予定されている5Gなどのネットワーク環境の進化も、特にDesktop as a Service事業者には促進要因となると捉えています。

このような市場拡大に伴い、2023年のクライアント仮想化利用ユーザー数は772万人まで拡大するとみています。クライアント仮想化の産業分野別ユーザー数においては、2018年では、先進的IT投資が最も進んでいる「金融」のユーザー数が最も多く、2023年には139万人まで拡大するとみています。その次に利用率が高い産業分野が、「官庁/自治体/教育」「製造」で、クライアント仮想化の実装が進むとIDCではみています。

2018年~2023年における年間平均成長率が、7.3%のクライアント仮想化サービス(Desktop as a Service)では、プライベートクラウドDesktop as a Serviceに加え、エンタープライズクラウドDesktop as a Service、パブリッククラウドDesktop as a Service、ハイブリッドクラウドDesktop as a Serviceなど多様化が進む年となります。2018年では、プライベートクラウドDesktop as a Service市場が636億円と最も大きく、2023年には874億円まで拡大するとIDCではみています。一方、パブリッククラウドDesktop as a Service市場の年間平均成長率は最も高く、25.8%で推移するとみています。

「2019年は、デジタルワークスペースがさらに進化し、インテリジェントワークスペースへ発展するであろう。セキュリティ/認証系のクラウドサービス、ストレージサービスなどの新技術を見極めながら自社エンドポイント環境に融合させることが求められている」とIDC Japan PC、携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストである渋谷 寛 は述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内クライアント仮想化市場予測、 2019 年~ 2023 年 にその詳細が報告されています。本調査レポートでは、2019年~2023年の国内クライアント仮想化市場について予測を行っています。対象はシンクライアント市場、クライアント仮想化ソフトウェア市場、クライアント仮想化ソリューション市場の3つの市場です。



<参考資料>

国内クライアント仮想化ソリューション市場、2018年~2023年

Note:

2018年は実績値 2019年以降は予測

Source: IDC Japan, 6/2019

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