By using this site, you agree to the IDC Privacy Policy

25 Jun 2019

国内DevOpsソフトウェア市場予測を発表

Japan, 2019年6月25日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、2018年の国内DevOpsソフトウェア市場規模実績と2023年までの市場規模予測を発表しました。IDCではDevOpsについて、企業がスピード、生産性、品質などのビジネス能力を高めることを目標とし、ビジネスを支えるアプリケーションの開発(Dev)からオペレーション(Ops)までのプロセスを通して複数の組織や担当者が共同で取り組み、そのために必要な方法論と一連のプラクティス(実践)と定義しています。DevOpsソフトウェアは、DevOpsを実現するために組織の構造と開発/オペレーションプロセスの両方に体系的な変更を加え、各プロセスの調和を図るために必要となるツールと定義しています。

2018年の国内DevOpsソフトウェア市場は前年比成長率24.1%で306億9,700万円となりました。企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略において競争力のあるデジタルビジネスを提供していくためには、DevOpsの実践によるアプリケーションライフサイクルの改善と強化が不可欠であるという認識が高まっています。すでに激しいビジネス競争環境にあるインターネットコンテンツサービスやECサービスなどを提供しているWebサービスプロバイダーではDevOpsライフサイクルの構築においてDevOpsソフトウェアを十分に活用しています。さらにモバイルサービス化が進む金融サービス業やIoTサービスの提供を始めている大手製造業においても、新サービス向けのアプリケーションにはDevOpsを適用し、DevOpsソフトウェアによるアプリケーションライフサイクルの構築が進められています。

国内DevOpsソフトウェア市場の2018年~2023年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は15.9%、2023年には641億5,400万円に達するとIDCでは予測しています。今後さらにDXを推進していく企業が増えていくに伴いDevOpsを実践する企業も増加し、DevOpsソフトウェアの導入と活用が拡大していくとみられます。特にバージョン管理ツールやCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)ツール、テスト自動化ツールなどアプリケーションライフサイクルソフトウェアへの投資が優先して行われ、高い成長を見込んでいます。また、オペレーションサイクルでは、モニタリングツールとアプリケーションパフォーマンス管理ツールの継続的な成長に加え、DevOpsインフラのデプロイを最適化するインフラ構成管理自動化ツールの高い成長を見込んでいます。

「DevOpsを実践していくことを検討している企業は、DevOpsソフトウェアを導入する前に、まずは自社の組織と文化を見直し、DevOpsサイクルを受け入れられる体制作りが必要である。その後、DevOpsプロセスの構築と共にDevOpsソフトウェアの導入が進められていかなければならない。この順番を間違えてしまうと、DevOpsソフトウェアによる実践効果は非常に限定的なものになり、経営者はDevOpsの価値を過小評価してしまうことになる。DevOpsを実践するユーザー企業とそれを支援するITサプライヤーは、以上の点に留意してDevOpsに取り組んでいくことが重要である」とIDC Japan ソフトウェア&セキュリティ リサーチマネージャーの入谷 光浩 は述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内 DevOps ソフトウェア市場予測、 2019 年~ 2023 年 にその詳細が報告されています。



<参考資料>

国内DevOpsソフトウェア市場 売上額予測:2018年~2023年

Source: IDC Japan, 6/2019

Coverage

Regions Covered

Japan


Topics Covered

DevOps