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01 Jul 2019

国内企業向けネットワーク機器市場予測を発表

Japan, 2019年7月1日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、企業向けルーター、企業向けイーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器からなる国内企業向けネットワーク機器市場の2018年実績と予測を発表しました。これによると、2018年の国内企業向けネットワーク機器市場は、前年比成長率5.9%と2年連続でプラス成長を達成し、市場規模(支出額ベース)は2,374億1,000万円になりました。

好調な国内企業向けネットワーク機器市場の中でも、企業向け無線LAN機器市場は、2018年も大きく成長しました。アクセスポイントの出荷台数は、81万台に達し、無線LANコントローラーを含めた市場規模は前年から24.8%増加しました。こうした成長の背景には、企業がネットワークアクセス手段として無線を第一に考える「ワイヤレスファースト」の動きが浸透してきていることにあるとIDCでは分析しています。企業におけるモバイルデバイスの活用がいっそう進んでいることや、「働き方改革」の掛け声の下に進むオフィス環境や働く場所の変化に応じた無線LANの導入拡大が、ワイヤレスファーストを後押ししています。

企業向けイーサネットスイッチ市場も、2018年は前年比成長率5.3%と好調でした。データセンター向けも企業内LAN向けもいずれも伸びており、企業内LAN向けの前年比成長率は4.8%と成熟市場としては高い成長率でした。国内経済状況の安定に加えて、無線LAN導入拡大に伴う有線LAN環境の見直し気運の高まりや、ネットワーク自動化、可視化、セキュリティ強化に伴うLAN環境の更新機会の増加も成長を牽引したとIDCでは分析しています。

今後も「ワイヤレスファースト」の進展と共に、企業向け無線LAN機器市場は成長を続けるとみています。同市場の2018年~2023年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は、アクセスポイントの出荷台数が4.6%、支出額ベースで2.1%と予測しています。一方で、企業向けイーサネットスイッチや企業向けルーター市場は、今後成熟化が進行するため、企業向けネットワーク機器市場全体の2018年~2023年のCAGRは、マイナス3.5%と予測しています。

ワイヤレスファーストの動きがいっそう鮮明になる中で、「企業向けネットワーク機器ベンダーは、ワイヤレスファーストにふさわしい無線ネットワークの実現に向け製品開発いっそう強め、有線ネットワークと同等の導入および運用における容易性の実現に努めるべきである。有線ネットワークのような「手軽」で「手間なし」と表現できるレベルにまで到達するには改良の余地は今なお多く残されている」とIDC Japan コミュニケーションズのグループマネージャーである草野 賢一 は述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内企業向けネットワーク機器市場予測、 2019 年~ 2023 年 にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内の企業向けルーター、企業向けイーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器2023年までの市場規模を予測しています。



<参考資料>

国内企業向けネットワーク機器市場 支出額予測、2017年~2023年

Note: 企業向けルーター、企業向けイーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器の合計値

Source: IDC Japan, 7/2019

Coverage

Regions Covered

Japan


Topics Covered

Ethernet switch, Routers, Wireless LAN infrastructure


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