15 Jun 2020

国内コンサルティングサービス市場予測を発表

Japan, 2020年6月15日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、ビジネスおよびITコンサルティングで構成される「国内コンサルティングサービス市場」予測を発表しました。これによると2019年の同市場規模は前年比7.3%増の8,217億円になったとみられ、2024年に1兆円に達するとみられます。

コンサルティングサービス市場の内、ビジネスコンサルティング市場は企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みの拡大が需要を牽引し、企業全体といった大規模な変革型案件により、2019年に前年比8.7%増と高成長を遂げました。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)による国内経済へのマイナスの影響は、景気変動による影響を受けやすい同市場に短期的に大きく波及するとみられますが、企業のDXに関わる継続的取り組みの中で提供されるサービスは成長を維持します。2021年以降、国内経済の回復と共にビジネスコンサルティングに対する需要は再拡大します。特に、COVID-19後の社会環境変化の多くは、企業のビジネスモデルから再定義するような大規模な変革と本質的DXへの取り組みを促進し、同市場の2019年~2024年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は5.3%で、2024年に5,951億円になるとIDCでは予測します。

ビジネスコンサルティング市場の内、クラウド、アナリティクス、モビリティ、ソーシャルといった第3のプラットフォームの導入/活用、あるいは、同プラットフォームを通じて提供されるIoTやコグニティブ/AIシステム、サイバーセキュリティなどの導入/活用に関わる「デジタル関連ビジネスコンサルティング」市場は、2019年に前年比36.3%増の967億円になったとIDCではみています。DXにおける変革範囲の拡大を通じ案件当たりの規模が拡大し、戦略や業務改善といったサービスラインを横断する形でデジタル関連ビジネスコンサルティングへの支出を拡大しました。COVID-19がもたらすさまざまな社会環境の変化への対応は、企業におけるDXおよびデータ駆動型ビジネスへの転換を促進する方向に作用するとIDCではみています。同市場は2019年~2024年のCAGR 25.0%で高成長を維持し、2024年に2,950億円に達するとIDCでは予測します。

国内コンサルティングサービス市場全体では上記を背景として、2019年~2024年のCAGRは4.0%で、2024年には1兆4億円に達するとIDCでは予測しています。IDC Japan ITサービス グループマネージャーの植村 卓弥 は「COVID-19後の社会環境変化の多くは、中長期的には企業のビジネスモデルから再定義するような大規模な変革、つまり本質的DXへの取り組みを促進し、ビジネスコンサルティングの需要を拡大させるであろう」と述べています。

今回の発表はIDCが発行した「国内ビジネスコンサルティング市場予測、 2020 年~ 2024 年 」にその詳細が報告されています。本調査レポートは、IDCが定める国内ビジネスコンサルティング市場の概況や動向を分析し、サービスセグメント(戦略、財務/経理、業務改善、組織/変革、GRCその他)および産業分野別、およびデジタル関連/デジタル関連以外別の予測をまとめたものです。



<参考資料>

国内コンサルティングサービス市場 支出額予測: 2018年~2024年

Note:

・2019年までは実績値、2020年~2024年は予測値

Source: IDC Japan, 6/2020

Coverage

Regions Covered

Japan


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IT consulting services