25 Jun 2020

国内CRMアプリケーション市場予測を発表

Japan, 2020年6月25日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内CRMアプリケーション市場予測を発表しました。

2019年の国内CRM(Customer Relationship Management)アプリケーション市場は、前年比成長率7.0%、市場規模(売上額ベース)1,742億900万円となりました。同市場は、2019年~2024年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)5.3%で推移し、2024年には2,250億9,000万円になるとIDCでは予測しています。2019年の国内CRMアプリケーション市場は、「マーケティングキャンペーン管理アプリケーション市場」「デジタルコマースアプリケーション市場」が好調に推移しました。その他の市場でも、2019年~2020年の国内イベンに向けたインバウンド顧客サポート需要への期待や投資などで堅調に推移しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は同市場にも影響を及ぼし、2020年は成長率が一時的に鈍化すると予測しています。

2019年のデジタルコマースアプリケーション市場は、前年比成長率8.2%となりました。COVID-19の影響によって、外出自粛やリアル店舗の一時閉店などによってデジタルコマースが増加しており、2020年の同市場は前年比3.3%増になると予測します。これに伴ってデジタル広告の配信、デジタルマーケティングの需要が上昇しています。広告アプリケーション市場は、ビッグデータ分析を利用したWebページへのダイナミックバナーなどのリアルタイム広告が消費者/ビジネスバイヤーのWebアクセス増加によって成長すると予測しています。

また、マーケティングキャンペーン管理アプリケーション市場は、2019年は2020年に予定されていた国内イベント向け、およびインバウンド顧客向けのオムニコマース需要増加を期待した投資増加の影響で高い成長率を維持しました。2020年はCOVID-19の影響によって成長はやや鈍化するものの、同市場はクラウドサービスの市場占有率が高いため、大きな減少はなく前年比成長率5.1%と予測します。「コンタクトセンターアプリケーション」「カスタマーサービスアプリケーション」「セールス生産性/管理アプリケーション」市場においても、2019年は堅調な成長となりましたが、2020年はCOVID-19の影響が避けられず、成長は鈍化すると予測しています。

IDC Japan グループディレクターの眞鍋 敬 は「国内CRMアプリケーション市場が今後も成長を継続するために、ITサプライヤーは、COVID-19によって変化するCXの向上を目的としたAIの活用、中小企業のデジタルコマース対応に向けたサポート提供、ユーザー企業の業務フローに沿ったコンサルティング提供が重要である」と述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内 CRM アプリケーション市場予測、 2020 年~ 2024 年 にその詳細が報告されています。本調査レポートは、国内CRMアプリケーション市場の2019年の実績(売上額ベース)と2020年~2024年の市場予測を提供しています。



<参考資料>

国内CRMアプリケーション市場売上額予測 2020年~2024年

Note: 本市場予測は、2020年4月末時点における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響および見通しを考慮したものである

Source: IDC Japan, 6/2020

Coverage

Regions Covered

Japan


Topics Covered

Customer relationship management applications