25 Sep 2020

国内システム/サービス管理ソフトウェア市場予測を発表

Japan, 2020年9月25日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は国内システム/サービス管理ソフトウェア市場の2019年の実績と2020年~2024年の予測を発表しました。これによると2020年の国内システム/サービス管理ソフトウェア市場は前年比0.2%減の2,860億2,000万円になる見込みです。2019年~2024年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.1%となり、2024年の市場規模は3,509億5,100万円になると予測しています。

2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による景気後退によって、企業におけるITシステムの新規導入や更改の中止や凍結が増え、それに伴いシステム/サービス管理ソフトウェアの新規導入も減少するとみています。2021年からはCOVID-19の感染が収束に向かい経済の回復基調に入るとみています。それに伴い、ITシステムの導入や更改への投資も回復し、市場は2021年からプラス成長に転じると予測しています。

今後、ますますオンプレミスとクラウドが混在したハイブリッド環境が拡大し、ITシステム環境の複雑化が進んでいく中で、ITシステム管理の高度化が進んでいくとみています。ログやメトリクスなどIT運用に関連する情報を分析して改善を図っていくITオペレーション分析の活用拡大、さらにはAIを組み込むことで分析精度の向上や障害予測を行うAI Ops(AI for IT Operations)の導入が今後の市場を促進していきます。また、RPA(Robotic Process Automation)とシステム/サービス管理ソフトウェアを組み合わせることによってIT運用の省力化や自動化も図る企業も増えると考えています。

ITシステムやITサービスの管理機能をクラウドサービスとして提供するシステム/サービス管理SaaS市場が高い成長を続けています。2019年は前年比44.2%増の158億8,500万円となり、2020年は前年比24.9%増の198億3,900万円を見込んでいます。2019年~2024年のCAGRは26.5%、2024年には513億7,700万円に達するとIDCでは予測しています。「ITサービス管理とアプリケーションパフォーマンス管理を中心にSaaS市場が急速に拡大している。導入が容易でハイブリッド環境やマルチクラウド環境におけるIT管理をし易いシステム/サービス管理SaaSは、今後さらに導入が拡大していくでろう」とIDC Japan ソフトウェア&セキュリティのグループマネージャーである入谷 光浩 は述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内システム/サービス管理ソフトウェア市場予測、 2020 年~ 2024 年国内システム/サービス管理ソフトウェア市場シェア、 2019 年: SaaS 市場の成長の本格化 にその詳細が報告されています。



<参考資料>

国内システム/サービス管理ソフトウェア市場予測:2018年~2024年

Note: 本市場予測は、2020年5月末時点における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響および見通しを考慮したものである

Source: IDC Japan, 9/2020



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