06 May 2021

国内データセンター延床面積予測を発表

Japan, 2021年5月6日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内事業者データセンター(DC)の延床面積予測を発表しました。これは、ITベンダー、ITサービス事業者、通信事業者、クラウドサービス事業者などが国内に所有または賃借しているデータセンター建物の延床面積合計を調査したものです。それによると2020年末時点の国内事業者データセンター延床面積の合計は、245万7,600平方メートルであり、2025年には339万8,000平方メートルに増加すると、IDCでは予測しています。これを年間平均成長率(2020年~2025年)に換算すると、年6.7%で増加することになります。

今回の調査では、2021年から2025年までの期間が、事業者データセンターの新設ラッシュになる見込みであることもわかりました。この期間に新設される事業者データセンターは、延床面積ベースで毎年20万平方メートル前後の規模となる見込みです。AWS、マイクロソフト、グーグルなどのクラウドサービス事業者が国内のデータセンターキャパシティを急ピッチで拡張していることを受けて、大規模データセンターの建設ブームが続いているためです。

クラウドサービス拠点としてのハイパースケールデータセンター建設需要は高水準で推移するとみられます。このため、ハイパースケールデータセンター(サーバー室面積5,000平方メートル以上かつ電力供給量が6キロボルトアンペア/ラック以上で、テナントがクラウドサービス事業者であるような事業者データセンター)の年間平均成長率(2020年~2025年)は、延床面積ベースで28.8%になるとIDCでは予測しています。またハイパースケールデータセンターでは消費電力も増加するため、電力キャパシティベースでの年間平均成長率は面積ベースよりも高い37.2%になるとみられます。

「ハイパースケールデータセンターの建設ラッシュで、広い土地と巨大な電力供給能力に対する需要が高まっている」とIDC Japan ITサービスのリサーチマネージャーである伊藤 未明 は分析しています。

今回の発表はIDCが発行した国内データセンター数/延床面積/電力キャパシティ予測、 2021 年~ 2025 年 にその詳細が報告されています。本レポートでは、事業者DCだけでなく、企業内DCについても、サイト数、延床面積、電力キャパシティの予測を、所在地別、竣工年代別、電力密度別に掲載しています。



<参考資料>

国内ハイパースケールデータセンター 延床面積予測: 2019年~2025年



Note:    2020年は実績値、2021年以降は予測。「ハイパースケールデータセンター」とはサーバー室面積5,000平方メートル以上かつ電力供給量が6キロボルトアンペア/ラック以上で、テナントがクラウドサービス事業者であるような事業者データセンターのこと。

Source: IDC Japan, 5/2021

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