22 Sep 2021

国内ハイパーコンバージドインフラストラクチャ利用動向調査結果

Japan, 2021年9月22日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内ハイパーコンバージドインフラストラクチャ利用動向調査結果を発表しました。本調査では、国内企業/組織におけるITインフラ導入の意思決定やITインフラ導入のプロセスに関与する回答者を対象としたアンケート調査を2021年7月に実施し、473人から有効回答を得ました。

本調査によると、HCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)の利用率は25.6%となり、アーリーマジョリティへの普及が続いています。今後HCIの利用意向を示す回答者は70.0%であり、今後の利用意向も高い状況にあります。HCIの利用理由は、ビジネスニーズに対応できる俊敏性の向上、パフォーマンスの向上、ハイブリッドクラウドの実現が上位となっています。

HCIの製品ベンダー選定の際には、ハイブリッドクラウドの実現、システムインテグレーションや運用の能力を最も重視するとした回答者が多い結果となりました。部門/役職別ではCIO(Chief Information Officer)層がこれらの基準を重視する割合が高くなりました。加えて、CIO層ではデジタルトランスフォーメーション(DX)やビジネス変革を支援する能力やエッジコンピューティングについても重視しています。

HCIの購入先に対する要望は、最適なHCIの見極めと、ハードウェアとソフトウェアを統合した保守サービスの提供が上位となりました。ハードウェアベンダーにはHCIの運用代行と、HCI以外も含めたITインフラの運用管理サービスや設計能力の強化、取引関係のあるシステムインテグレーターにはHCIの構築スキルの向上も求められています。

IDC Japan エンタープライズインフラストラクチャのシニアマーケットアナリストである宝出 幸久 は「HCIは、既存のITインフラを刷新するのみならず、DXを推進するためのITインフラ変革を実現するソリューションとして、運用管理の自律化やハイブリッド化するITインフラストラクチャの最適化といった機能強化に対する期待が高い」と分析しています。

今回の発表はIDCが発行した2021 年 国内ハイパーコンバージドインフラストラクチャ利用動向調査 にその詳細が報告されています。本レポートでは、HCIの利用率や今後の利用意向、利用理由などの普及状況に関する調査結果、HCIの導入時の課題やHCIの導入効果の項目別の貢献割合など、HCIへの移行やHCIの導入効果に関する調査結果、HCIのベンダー選定基準や購入先に対する満足度、拡張計画や今後の機能強化に対する期待などの将来計画に関する調査結果を分析しています。



<参考資料>

HCIの利用理由

n = 452

Note:    複数回答、上位6項目を抜粋、HCIを利用中/利用計画中の回答者

Source: IDC Japan, 9/2021

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