28 Oct 2021

国内ビッグデータ/データ管理ソフトウェア市場予測を発表

Japan, 2021年10月28日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内BDA(ビッグデータアナリティクス)/データ管理ソフトウェア市場予測を発表しました。

IDCでは、国内BDAソフトウェア市場を分析情報管理/統合基盤(Analytic Data Management and Integration Platforms)、BI/分析ツール(Business Intelligence and Analytics Tools and Platforms)、パフォーマンス管理/アナリティクスアプリケーション(Performance Management and Analytic Applications)のソフトウェア群で構成される市場と定義しています。

2020年の国内BDAソフトウェア市場は前年比6.8%増となり、市場規模は3,337億7,200万円になったとIDCは推定しています。2020年の同市場は、データレイクを構成するためのデータベースソフトウェア、インテグレーションソフトウェアなどが市場成長を牽引しました。同市場においても新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響によって一時的な企業のBDA関連投資抑制があり、2020年はやや成長率が鈍化しましたが、消費者/ビジネス市場でのデジタルシフトは顕著であり、企業におけるデータ活用需要が拡大した結果、2021年以降は2桁成長になると予測しています。

一方、リレーショナルデータベースシステムを含む国内データ管理市場は、前年比5.3%増、3,456億9,100万円になったとIDCでは推定しています。COVID-19の感染拡大の影響によって、2020年前半の企業のIT投資がコラボレーションやリモートワークなどのIT分野にシフトし、データベースおよびデータベース管理/開発市場の成長が鈍化しましたが、2020年後半には投資傾向は持ち直し、2020年全体では堅調な成長となりました。

IDCでは、企業のDX進行によるデータ活用意識が今後も高まることや、分析に必要なデータ量の増大によってデータベースシステムを中心とするデータ管理ソフトウェア市場は今後も堅調に成長すると予測しており、さらに増大し続けるデータ量のスケールアップに向けたクラウドサービス需要が拡大するとみています。これらの前提条件を考慮し、2020年~2025年のCAGR(Compound Average Growth Rate:年間平均成長率)は8.4%となり、2025年の市場規模は5,173億4,800万円になると予測しています。これに伴って、国内BDAソフトウェア市場も堅調に成長し、2020年~2025年のCAGRは14.1%、2025年の市場規模は6,465億2,200万円になると予測しています。同市場はクラウドサービスへのシフトが鮮明になっており、2025年にはクラウド比率が初めて50%を超えると予測しています。

IDC Japan グループディレクターの眞鍋 敬 は「アフターCOVID-19を考慮し、企業のデータ分析需要に対応するためにITサプライヤーはデータプラットフォームの訴求強化、データエンジニアリング人材の確保/育成などを行っていくべきである」と述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内 BDA /データ管理ソフトウェア市場予測、 2021 年~ 2025 年 にその詳細が報告されています。本調査レポートは国内BDA/データ管理ソフトウェア市場の2020年の実績と2021年~2025年の予測を提供しています。



<参考資料>

国内BDAソフトウェア市場予測、2019年~2025年

Note: 本市場予測は、2021年5月末時点における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響および見通しを考慮したものである

Source: IDC Japan, 10/2021

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