05 Apr 2022

2021年第4四半期世界および国内AR/VRヘッドセット市場規模を発表

Japan, 2022年4月5日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、2021年第4四半期(10月~12月)のAR/VRヘッドセットの世界および国内における出荷台数を発表しました。

IDCが発行するIDC Quarterly Augmented and Virtual Reality Headset Trackerのデータに基づくと、2021年第4四半期の世界のAR/VRヘッドセット出荷台数は、前年同期比47.0%増の519万台となりました。このうち、ARヘッドセットは7.6%増の8万台、VRヘッドセットは47.9%増の511万台でした。また2021年通年のAR/VRヘッドセットの世界出荷台数は前年比92.1%増の1,123万台となりました。第4四半期は2021年通年の出荷数の約50%を出荷し、非常に好調な四半期でした。

米国IDC Mobility and Consumer Device Trackers リサーチ・マネージャーであるJitesh Ubraniは、「Metaは、非常に入手しやすい価格のヘッドセットを提供し、コアなゲームユーザーを超えて、非ゲーマーや企業の関心を喚起することによって、AR/VR業界をリードしてきました」と述べています。また、続いて「現状、Metaが圧倒的なシェアを獲得しているため主要な競争相手がいないように見えます。しかし、今後Appleや他のスマートフォンベンダーのヘッドセットが発売されてくることで、市場が活性化されることが期待できます」と述べています。また、米国IDC Device & Consumer Research グループバイスプレジデントのTom Mainelliは、「ARヘッドセット市場はAR/VRヘッドセット市場全体のごく一部であり、我々はビジネス利用分を認知しているだけです」と述べています。また続けて「コンシューマー向けのARは、まだスマートフォンやタブレットの領域であり、当面はその状態が続くと思われます。一方、メタバースは誇大に喧伝されて、AR、VR、および多くの関連技術への投資を促進していますが、このことがすぐにヘッドセットの数量に影響を与えるとは思っていません」と述べています。

また国内のAR/VRヘッドセットの2021年第4四半期の出荷台数は、前年同期比20.2%増の13万台でした。2021年通年のAR/VR国内出荷台数は前年比18.3%増の33万台で世界市場の成長に大きく劣りました。国内AR/VRヘッドセットは法人向け市場で成長したものの、コンシューマー向けが減少したために成長に歯止めがかかりました。

「近年、多くの企業や団体がAR/VRヘッドセットを用いた教育やトレーニング、遠隔支援に関するPoCを行ってきました。今はそれらの取り組みを経て、実用段階に入ってきたことが、国内の法人需要の増加に繋がっています」とIDC Japan株式会社 PC, 携帯端末&クライアントソリューションのマーケットアナリストである井辺 将史 はコメントしています。

今回の発表はIDCが発行するIDC Quarterly Augmented and Virtual Reality Headset Trackerにその詳細が報告されています。

※本プレスリリースは2022年3月21日の米国IDC(マサチューセッツ州 ニーダム)による発表の日本語訳の抄訳をベースとしています。

(レポートの詳細についてはIDC Japan へお問い合わせください)



<参考資料>

世界市場

Source: IDC Japan, 4/2022



国内市場

Source: IDC Japan, 4/2022

Coverage

Regions Covered

Japan


Topics Covered

Augmented and virtual reality


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