04 Jul 2022

国内ネットワーク機器市場シェアを発表

Japan, 2022年7月4日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:村橋俊介、Tel代表:03-3556-4760)は、イーサネットスイッチ、ルーター、企業向け無線LAN機器からなる国内ネットワーク機器市場について2021年のベンダーシェアを発表しました。

2021年の国内ネットワーク機器市場は、多くの困難に直面した厳しい年でした。GIGAスクール向けネットワーク構築案件の終息や、5Gサービス向けモバイルバックホール構築の一巡感に加えて、半導体の供給不足を中心とするサプライチェーンの問題が重くのしかかりました。こうした困難にもかかわらず、企業向けと通信事業者向けを合わせた国内ネットワーク機器市場全体で、前年から2.1%のプラス成長を達成しました。

ベンダー別に見ると、国内ネットワーク機器市場首位のシスコシステムズは、製品確保に苦労しながらも無線LANを中心にネットワーク機器全体で前年から1.7%売上を伸ばし、48.1%と半数近いシェアを維持しました。また、アライドテレシスも2021年に売上を伸ばした上位ベンダーの一つで、シスコシステムズと同様に、無線LAN機器を中心に売上を伸ばし、全体で2.6%増を実現しました。さらにアリスタネットワークスは、メガクラウド事業者を中心とした事業者の国内データセンターへの旺盛な設備投資需要を獲得し、ネットワーク機器市場全体の順位を2020年の8位から4位へと躍進しました。

サプライチェーンの問題は、今なお終息の見込みは立っておらず、ベンダーにとっても導入する企業にとっても重くのしかかっています。一方で、足元の製品調達に企業もベンダーも関心が向きがちであり、企業ネットワークの在り方に関する議論が滞る傾向も見られます。「Future Enterprise(未来の企業)に向けて、企業の取り組みが進み続ける中で、企業ネットワークの適応と変革もこれ以上後れを取るわけにはいかない。そのためにも、2022年は変革に向けてベンダーと企業によるネットの在り方に関する検討を再度加速すべきである。製品が十分に供給されない状況を、議論と新たな技術を導入するための時間的猶予が得られたと前向きに捉え、自社のビジネス変革に適したネットワークアーキテクチャは何か十分に検討することを推奨する」とIDC Japan株式会社のグループディレクターである草野 賢一 は述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内ネットワーク機器市場シェア、 2021 年:困難な状況下でも成長する無線 LAN 機器市場 にその詳細が報告されています。本調査レポートは、2021年の国内ネットワーク機器市場について、市場全体と製品分野別に加えて、企業向けおよび通信事業者向けのベンダーシェアとベンダー動向を提供します。

(レポートの詳細についてはIDC Japan へお問い合わせください)



<参考資料>

国内ネットワーク機器市場 ベンダー別 支出額シェア実績、2021年



Note: 企業向けおよび通信事業者向けのルーター、企業向け無線LAN機器、イーサネットスイッチの合計

Source: IDC Japan, 7/2022

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