28 Sep 2022

国内SD-WAN市場予測を発表

Japan, 2022年9月28日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:村橋 俊介、Tel代表:03-3556-4760)は、国内SD-WAN(Software-Defined Wide Area Network)市場予測を発表しました。

これによると、2021年の国内SD-WAN市場は、前年から46.5%成長し市場規模は84億2,600万円となりました。2022年は、34.7%の前年比成長率で拡大し、市場規模は113億4,700万円に達するとみています。2023年以降も成長を続け、2021年~2026年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は17.8%、2026年の市場規模は190億9,000万円と予測しています。なお、ここでのSD-WAN市場は、SD-WAN関連のハードウェア、ソフトウェア、マネージドサービス、インフラストラクチャ、プロフェッショナルサービスに対するユーザー支出を対象としています。

国内SD-WAN 市場は、引き続き堅調に成長を続けています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大から2 年以上が経過し、ネクストノーマル(The Next Normal:次の常態)における在宅勤務率の見通しを得た大企業を中心に、新たな設計思想で企業ネットワークを再構築する動きが広がり、SD-WAN への投資が活発化しています。ハイブリッドワークやクラウドシフトの進展に伴い、大企業を中心に企業のネットワークはますます複雑化しており、そうしたネットワークの運用負荷を下げ、オフィス回帰に伴い増大する企業内のトラフィックに優先順位をつけて制御し、回線コストを抑えるなどの用途でSD-WAN が改めて関心を集めています。

一方で中堅中小企業においては、引き続きローカルブレイクアウトの導入を中心としたポイントソリューションとしての利用がSD-WAN の主なユースケースとなっています。国内のSD-WAN の導入目的は、大企業を中心としたネットワーク全体の再構築による導入と、中堅中小企業を中心としたローカルブレイクアウト実現のみを目的とした導入に二極化しています。

IDC Japan 株式会社 コミュニケーションズ リサーチマネージャーの山下 頼 行 は「二極化している国内SD-WAN市場において、SD-WANサプライヤーは自社のターゲットセグメントを明確にすべきである。在宅勤務率やクラウドシフトの進展度合いの将来的な見通しを得て、ネットワークの本格的な再構築を企画している大企業に対しては、複雑化したネットワークの運用負担やコストを削減できる、SD-WANの高度なトラフィック管理機能や可視化機能を訴求すべきである。中堅中小企業セグメントにおいては、設定や運用のサポートサービスに加えて、AIOps(Artificial Intelligence for IT Operations)を用いた自動運用機能の提供を進めるべきである」と述べています。

今回の発表はIDCが発行したレポート国内 SD-WAN 市場予 測 、 202 2 年~ 202 6 年 にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内市場動向を分析し、国内SD-WAN市場規模予測や国内SD-WAN事業者への提言などをまとめています。

(レポートの詳細についてはIDC Jap a n へお問い合わせください)



<参考資料>

国内SD-WAN市場予測: 2021年~2026年

Source: IDC Japan, 9/2022

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Regions Covered

Japan


Topics Covered

Application delivery, Networking virtualization


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