
Publication date: 08 Jun 2023
IDC Directions Japanを開催
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Japan, 2023年6月8日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:村橋俊介、Tel代表:03-6897-3812)は、2023年6月15日(木)、オンラインイベント「IDC Directions Japan 」を開催いたします。
デジタルビジネスの実行はあらゆる企業の必須項目となっており、製品、サービス、エクスペリエンスなどの顧客接点から内部プロセスまで、デジタルテクノロジーの重要性が高まっています。その一方で、インフレ、人材不足、地政学的緊張など、企業を取り巻く環境の不安定さは増大の一途をたどっています。これにより事業を運営するコストもまた、増加しています。企業はデジタルビジネスを、コストの増大を上回って成長させなくてはなりません。
「ITサプライヤーは、企業のデジタルビジネスの成長を支えるため、テクノロジー導入、人材育成、戦略策定などさまざまなプロセスに関与していく必要があります。今回のDirectionsでは、企業のデジタルビジネスを「飛躍的成長」に導くためのITサプライヤーの役割について、IDC Japanのアナリストが調査に基づく提言をさせていただきます。」とIDC Japan株式会社 グループバイスプレジデント、チーフリサーチアナリストの寄藤 幸治 は述べています。
新たなフェーズに入った働き方と働く場のあり方、これまでにないスピートで進化する生成AIをはじめとした新技術、ビジネスの成長をさらに力強く支えるITインフラ改革など、意思決定者が考慮すべきことは引き続き多岐にわたります。これらが社会と市場に与える影響は何か、今後の見通しはどうか、またそれにどう対処すべきか。本年のIDC Directions Japanでは、国内外におけるIDCの調査/分析結果を基に、国内の事情も考慮した考察を、IDC Japanのアナリストが皆様にご提供します。
本イベントにお申し込みいただいた方におかれましては、当日のライブ配信のほか、後日ご提供するオンデマンド配信もご視聴いただけます。IDC Directions Japanの全講演の演題、スピーカー、梗概など詳細につきましては、イベントWebサイト https://www.idc.com/jp/seminar/directions2023 をご覧ください。
- IDC Directions Japan 開催概要(6月8日現在)
テーマ : デジタルビジネスの飛躍的成長に向けたテクノロジーの活用
日時 : 2023年6月15日(木) 10:00~17:00
会場 : オンラインイベントで開催(ライブ配信およびオンデマンド配信)
対象 :ICT関連企業で主として以下の業務に携わる方
- 経営企画・事業戦略立案
- 製品企画・プロダクトマネージメント
- 市場動向分析
定員 :500名
- IDC Directions Japan 基調講演
「The Five Levers Required to Scale the Digital Business」 ※日本語字幕付き録画講演
IDC Chief Research Officer Meredith Whalen
「デジタルファースト戦略における「生産性」の課題」
IDC Japan株式会社 グループバイスプレジデント、チーフリサーチアナリスト 寄藤 幸治
本講演では、国内企業の「コロナ後」の生産性向上について、IDCの考えを紹介します。デジタル技術の活用が進む中で、働き方は大きく変わりました。では働き手の生産性の面ではどうでしょうか?「現場任せ」になっていないでしょうか。国内企業のテクノロジーリーダーに課せられた課題は、働く場のエクスペリエンス向上と、生産性の大幅な向上を両立させることだとIDCでは考えます。そのためにテクノロジーリーダーが行うべきことと、ITサプライヤーが支援すべき内容を、「Five Levers」に沿って考えます。
「IDCのデータから読み解く国内IT市場の未来予想図」
IDC Japan株式会社 Data & Analytics グループディレクター 村西 明
IDCでは、サプライヤー様およびテクノロジーユーザー様との取材やディスカッション、国内だけでなくグローバルにおける、テクノロジーや産業毎の進化や活用状況の調査を長年行っており、それら膨大なデータを分析することでIT市場の実績や予測に関するデータベースを整備しています。IT市場はテクノロジーの進化だけでなく、現在進行中であるCOVID-19のような様々な社会環境変化と密接に絡みながら、日々変化と成長を続けております。本講演では、IDCが保有する様々なデータをもとに、過去の社会変化とIT市場の相関関係を読み解き、今後起こりうる環境変化からIT市場の未来予想図について皆様と一緒に考えていきます。
- IDC Directions Japan その他注目講演
「ディスラプションに備えよ:ChatGPTが市場にもたらす好機と試練」
IDC Japan株式会社 Software & Services リサーチマネージャー 飯坂 暢子
LLM: 大規模言語モデルを活用した会話型AIのChatGPTやGenerative AIは、2010年代から続く第3次AIブームにおいて、高度な推論モデルやコンピューティングパフォーマンスへの累積的な投資効果と、ユーザーフレンドリーなプロンプトとの組み合わせを経て、今社会と市場にディスラプションをもたらそうとしています。2022年には既に成熟期を迎えようとしていたAI関連ビジネスが、この原動力をきっかけに、どのように国内のビジネスチャンスに活かしていくのか、規制をはじめとするチャレンジは何か、世界と国内のIDCの調査結果と最新状況とともに分析/考察します。
「デジタルワークプレイスとプリント:新しいオフィス環境の構築に向けて」
IDC Japan株式会社 Imaging グループマネージャー 石田 英次
いま多くの企業が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)収束後の新たな働き方に向けた模索を始めています。しかし、オフィス勤務と在宅勤務とのバランス、オンライン会議を前提としたコミュニケーションのあり方、プリントを含む新しいオフィス環境の整備など、数多くの課題を前に、我々は手探りで前に進まなければなりません。本講演では、デジタルワークプレイスを発想の出発点に、従業員エクスペリエンス (EX) の観点から、新しいオフィスおよびプリント環境のあるべき姿を議論します。
「デジタルビジネスの基盤に向けたITインフラ変革の現在地」
IDC Japan株式会社 Infrastructure & Devices 宝出 幸久
デジタルイノベーションを推進するために、ワークロードに応じて、パブリッククラウド、オンプレミス、エッジなどの最適なITインフラを活用する動きが広がっています。その結果、ITインフラの分散化が進み、管理の複雑化が顕著になっています。また、ITインフラの俊敏性や柔軟性を向上して外部環境の急激な変化に対応し、ITインフラコストの継続的な最適化によってIT支出の無秩序な増加を防ぐことも重要です。本講演では、ITインフラの最適配置、統合管理や運用管理の自律化、FinOpsを含むコストの最適化、as a Service化の最新動向をご紹介し、デジタルビジネスの基盤としてのITインフラの将来像を考察します。