
TECH SUPPLIER 2021/01 - Market Perspective - Doc # JPJ45693921
Japan Data Ecosystem and IoT 2021 Top 10 Predictions
By: Yuta Torisu
税抜価格: ¥540,000
※このサイトの商品はすべて税抜き価格です。消費税分は別途請求させていただきます。
お問い合わせ・見積り・購入
Full Document on IDC.com
Abstract :概要
本調査レポートは、国内データエコシステム市場およびIoT市場において2021年に起きると予測する主要な10項目と、それらに対応すべくベンダーがどのようなアクションを取るべきかについてまとめたものである。企業がIoTデータや、基幹系システム/業務システムに蓄積されるデータなど、企業内部におけるさまざまなファーストパーティデータを、外部のセカンドパーティ(協業先の組織)/サードパーティ(協業先以外の外部組織)データと掛け合わせ、新たなビジネスモデル/収益モデルを創出すべく形成するステークホルダーの集合体を「データエコシステム」と定義している。ベンダーは、データエコシステムを取り巻く、法規制の変化、データ流通基盤技術の変化、期待されるソリューション像の変化、ステークホルダー間の関係性の変化、個人/企業の意識の変化など、さまざまな変化に対応する必要があるとみられる。
IDC Japan コミュニケーションズのシニアマーケットアナリストである鳥巣 悠太は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、特定の業種内またはバリューチェーン内において業務プロセスやコスト削減を優先的に進めるべく、データシェアリングが加速する」とみており「ベンダーはデータシェアリングを通じた底上げ効果が高いと見込まれる業種やバリューチェーンを選定した上で、データシェアリングソリューションの提供や付随するコンサルティングサービスを強化することが不可欠となる。また、そうした企業が推進する既存のデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションに対してデータシェアリング機能を付加的に組み込むことが重要になる」と述べている。
Table of Contents:目次 (26ページ)
Executive Snapshot
Figure: Executive Snapshot: Japan Data Ecosystem and IoT 2021 Top 10 Predictions
市場開拓と市場動向
調査概要
概況
Figure: 世界の年間データ生成量予測、2019年~2024年
Figure: Top 10 Predictions の各項目が主流になるまでの目安
データエコシステム市場の拡大に向けたTop 10 Predictions 2021
Prediction 1:産業エコシステムの形成に向け、産業内/産業間における「データシェアリング」事例が急増する。
Figure: 国内IoT市場支出額予測の比較(2019年11月時点の予測との比較)
Figure: IoT利用企業(本番環境)の割合の推移、2015年~2020年
Figure: The Future of Industry Ecosystemsの概念と事例
Prediction 2:地域特化型事業者がデータハブとなり、ドメイン特化型事業者やMaaS事業者と共にデータシェアリングの取り組みを急加速する。
Figure: 情報銀行関連ビジネスに関わる事業者
Prediction 3:ネクストノーマル時代のワークリソース配分の最適化に向け「データポータビリティ」への認識が急速に深まる。
Figure: 企業のCOVID-19拡大中/後における取り組みの変化
Prediction 4:感染症対策を中心にヘルスケアデータや医療データのグローバル流通事例が急拡大する。
Figure: グローバル企業が導入済み/導入予定のTask App
Prediction 5:企業のパーソナルデータ管理/活用の最適化に向け、情報銀行の基本機能の導入が徐々に加速する。
Figure: 国内CX関連ソフトウェア市場規模および世界CDP市場規模 売上額実績と予測
Prediction 6:企業内の「DataOps」と産業横断のデータ標準化に向けた技術開発/ルール整備がさらに拡大する。
Figure: データパイプラインの概念図
Prediction 7:産業横断の「データパイプライン」整備に向け「Resource as a Service」や、組織変革コンサルティングに対する需要が徐々に高まる。
Figure: 企業の全社的なデータの有効活用に向けた課題
Prediction 8:Data as a Service事業者を中心に「データ配合」のユースケースのテンプレート化を推進し始める。
Figure: IoT担当者所属企業のIoT推進目的(検討フェーズ、POCフェーズの企業を含む)
Prediction 9:「自己主権型ID基盤」を通じ、政府/公共サービス、民間企業のサービス、情報銀行サービス、インターネット広告ビジネスにおけるデータの相互連携が広がり始める。
Figure: デジタルアイデンティティ基盤の相互連携
Prediction 10:「データデバイド」を解消し、真の意味での個人のデータ主権を確立すべく事業者の施策が始動する。
Figure: パーソナルデータ流通に関わるステークホルダーの相関図
ITサプライヤーへの提言
参考資料
関連調査
Synopsis
List of Figures (15)
- Executive Snapshot: Japan Data Ecosystem and IoT 2021 Top 10 Predictions
- 世界の年間データ生成量予測、2019年~2024年
- Top 10 Predictions の各項目が主流になるまでの目安
- 国内IoT市場支出額予測の比較(2019年11月時点の予測との比較)
- IoT利用企業(本番環境)の割合の推移、2015年~2020年
- The Future of Industry Ecosystemsの概念と事例
- 情報銀行関連ビジネスに関わる事業者
- 企業のCOVID-19拡大中/後における取り組みの変化
- グローバル企業が導入済み/導入予定のTask App
- 国内CX関連ソフトウェア市場規模および世界CDP市場規模 売上額実績と予測
- データパイプラインの概念図
- 企業の全社的なデータの有効活用に向けた課題
- IoT担当者所属企業のIoT推進目的(検討フェーズ、POCフェーズの企業を含む)
- デジタルアイデンティティ基盤の相互連携
- パーソナルデータ流通に関わるステークホルダーの相関図
Subscriptions Covered
※このレポートは、年間情報サービス 「Japan Internet of Things Ecosystem and Trends: Data Strategies」 として発行されています。
IDC発行物の内容を引用する際は、IDCによる承諾が必要です。
引用をご希望の際は、IDC Japanの担当営業、または
jp-permissions@idcjapan.co.jp
へお問い合わせください。