
TECH SUPPLIER 2022/11 - Market Perspective - Doc # JPJ48416922
2022年 国内データ連携プラットフォーム動向分析:カーボンニュートラルが製造現場を巻き込むデータ連携の起爆剤に
By: Yoko Ono
税抜価格: ¥562,500
レポートページ数:全15ページ
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Abstract :概要
本調査レポートは、Society 5.0やCPS(Cyber Physical System)を実現する企業間データ連携プラットフォームの市場動向について議論するものである。IDCでは、2019年からデータ連携プラットフォームの調査を行っており、大量データを流通させるためのプラットフォームの要件や、相互運用性とトラストの実現方法、3Dデータなど地理空間に関するデータ連携などについて議論してきた。本調査レポートはその続編であり、今回は特に、製造現場のデータ連携の状況、産業機器間のデータ連携規格の動向、カーボンニュートラルを実現するための企業間データ連携プラットフォームのビジネス機会などについて議論している。
「政府および国内のOT(Operational Technology)業界およびIT業界の主要企業は、カーボンニュートラル実現のためのデータ連携ネットワークの構築を急ぐべきである。ドイツでは、カーボンニュートラル実現などを目指す自動車業界向けデータ連携基盤Catena-Xが間もなくサービス開始する予定であるのに対し、国内ではまだ、企業間データ連携ネットワークの構築をどのように進めるかが明確ではない。組織の壁を超えたデータ連携プラットフォームの検討と構築を迅速に進めるべきである。また企業のカーボンニュートラルへの対応は、刻々と状況が移り変わる複雑な分野であり、コンサルティングからシステムやビジネスプロセスのアウトソーシングまで、ITサプライヤーにさまざまなビジネス機会をもたらすとIDCでは考える。特にOT分野の強化を狙うITサプライヤーは、これに積極的に取り組むべきである」とIDC Japan コミュニケーションズのリサーチマネージャーである小野 陽子は分析している。
Table of Contents:目次
Executive Snapshot
Figure: Executive Snapshot:2022年 国内データ連携プラットフォーム動向分析-カーボンニュートラルが製造現場を巻き込むデータ連携の起爆剤に
市場開拓と市場動向
本調査レポートの概要
国内製造現場のDX
可視化、遠隔監視、品質向上などの取り組みが多い
ITとOTの分断
国内と海外の違い
世界の潮流となる企業間データ連携
PLMとOT現場のデジタルツインの連携
サプライチェーンをまたがるデータ連携
OPC UAの普及と発展
国内発のデータ連携規格および基盤
OPC UAが示すIIoTデータ連携への道筋:5GやTSNもサポート
カーボンニュートラルが企業間データ連携のトリガーに
カーボンニュートラル情報開示の法制度化
ドイツの自動車業界のデータ連携基盤「Catena-X」
国内のデータ連携プラットフォームの進捗
主要ベンダーおよびコンソーシアムの取り組み状況
NTTコミュニケーションズ
スマートファクトリー向けの取り組みの概要
グローバルなデータ連携およびカーボンニュートラル実現への対応
オムロンとの協働による技術的知見の獲得
日本版データ連携基盤の構築へ
シーメンスデジタルインダストリーズ
シーメンスデジタルインダストリーズの概要
エンジニアリングチェーン全体をカバーするソフトウェアポートフォリオ
デジタルツインを目指し、次のステップへと駒を進める
グローバルな先進事例の提供も強み
変化への対応力を磨く
Edgecrossコンソーシアム
Edgecrossの概要
Figure: Edgecrossのアーキテクチャ
OPC UA、クラウドなどとの連携
エコシステム拡大に向けた普及啓発活動
ORiN協議会
ORiNの概要
OPC UAとの違いと連携
Figure: ORiNとOPC UAのアーキテクチャの違い
データ連携のユースケースの高度化と新たなニーズ
日本OPC協議会
OPC UAの概要
OPC UAの情報モデル
OPC UA適用領域の広がり:フィールドネットワークへの進出
ITサプライヤーへの提言
参考資料
関連調査
Synopsis
List of Figures (3)
- Executive Snapshot:2022年 国内データ連携プラットフォーム動向分析-カーボンニュートラルが製造現場を巻き込むデータ連携の起爆剤に
- Edgecrossのアーキテクチャ
- ORiNとOPC UAのアーキテクチャの違い
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