IDC Security Forum 2023 Autumn, Japan

デジタルファースト時代のサイバーセキュリティ戦略と企業の信頼構築

2023年11月21日(火)  9:45~15:30 東京コンファレンスセンター・品川

概要

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を機に、企業のハイブリッドワークの浸透、エンドポイントセキュリティやID管理などのセキュリティ対策強化が急速に進みました。一方で、金融機関の混乱や高インフレ、地政学的緊張などの世界規模での予測困難な外部環境の変化が発生する中、企業や組織へのランサムウェア攻撃やDDoS攻撃によるセキュリティインシデントが数多く報告されております。

デジタルビジネスを飛躍的に成長に導くデータ駆動型ビジネス推進には、組織間の連携とサプライチェーン間での密接なデータ連携をより安全に行うことが喫緊の課題です。さらには、経済安全保障の確保に向けて、OTシステムを含めた重要インフラのセキュリティや、 エコシステム全体のサプライチェーンリスクとデータや技術の流出防止への迅速な対応が求められています。

企業はサイバー攻撃を防御するだけでなく、万が一被害を受けた場合に迅速な対策が行えるよう、サイバーレジリエンス (リソースに対するあらゆる脅威を予測し、耐え、回復し、適応する組織の能力) を高めることでガバナンス/コンプライアンス強化し、ビジネス成長に向けた企業の信頼をステークホルダー、ビジネスバイヤー/消費者から獲得することができます。

IDC Security Forum 2023 Autumn, Japanでは、デジタルファースト時代のサイバーセキュリティ戦略、そしてガバナンス/コンプライアンス強化に関する最新のソリューションをユーザー企業の皆様にご紹介するとともに、企業の信頼構築に向けたアプローチをITユーザー企業の皆様にご紹介いたします。

開催要項

日時:

2023年11月21日(火) 9:45-15:30(受付開始 9:15)


会場:

東京コンファレンスセンター・品川 5階大ホール


主催:

IDC Japan株式会社


対象:

ITユーザー企業のセキュリティ部門・IT部門の意思決定者、経営層、経営企画部門など


参加費:

一般の方: 33,000円(消費税込)、昼食付
招待コードをお持ちの方: 無料、昼食付


定員:

250名


申込締切:

招待コードをお持ちの方: 2023年11月17日(金) 正午
(但し、定員に達し次第、締め切らせていただきます)

お申し込み受け付けは終了いたしました。


お問い合わせ先:

E-mail: jp-event@idcjapan.co.jp
※メールによるお問い合わせの際は、お名前、貴社名、連絡方法を明記してください。
※同業民間調査機関の方のお申し込みはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。


※本ウェブサイトに掲載されている情報は、予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。

アジェンダ

Time Event & Speakers
9:15

受付開始、展示見学

9:45

開会挨拶

IDC Japan株式会社
代表取締役社長
村橋 俊介
9:50

講演1:デジタルビジネスの成長に向けた企業の信頼とセキュリティ対策について考える 

IDC Japan株式会社
グループディレクター、Infrastructure & Devices
草野 賢一

デジタルを第一に考えるデジタルファースト戦略の実践があらゆる企業に求められる中で、サイバーセキュリティに対するリスクも拡大しています。また、デジタルビジネス推進においては、企業の信頼(トラスト)の獲得が欠かせません。本セッションでは、デジタルファースト戦略におけるトラスト構築の重要性を議論しながら、求められる戦略とサイバーセキュリティ対策について考察します。

10:20

講演2:秘密漏えいNo.1は退職者から -「手土産転職」を防ぐリアルタイム情報漏洩対策 

日本プルーフポイント株式会社
チーフエバンジェリスト
増田 幸美 氏

日本においても大転職時代が到来し、退職に伴う情報漏えいが後を絶ちません。経済安保も問題になる中、退職者による「手土産」が他社にわたることにより、気づかぬうちに企業価値を弱めています。しかし内部からの情報漏洩対策は、サイバー攻撃への対応とは異なります。ユーザーのリスクの高い行動をリアルタイムで可視化し、実際に行為をおこなう前に、リアルタイムに教育し、牽制をかけ、行動を抑止することが重要です。また法規制や従業員のプライバシーに配慮した対策も必要です。本講演ではシェアNo.1内部脅威対策であるProofpoint ITMおよびDLPについてご紹介するとともに、急増する秘密漏えいを防止するために企業がとるべき対策についてご紹介します。

10:45

講演3:正しく怖がるランサムウェア - データから考えるリスクと対策 

Netskope Japan株式会社
エバンジェリスト
大元 隆志 氏

ランサムウェア攻撃は日々進化し、2024年も企業が取り組むべき脅威の一つとなるのは明らかです。ランサムウェアの偵察活動や初期侵入の大半は低コストで簡単に侵入可能な企業を探索します。これらの低コストで仕掛けられる約80%の脅威を効果的に取り除く、データに基づく効率的でかつ効果の高いセキュリティ対策について説明します。

11:10

ネットワーキングタイム、展示見学

11:35

講演4:NDR・EDRだけでは足りない!サイバーインシデントの防止から対応・回復まで 

ルーメン・テクノロジーズ株式会社
エンタープライズ営業本部
アカウントディレクター
金澤 貢孝 氏

ランサムウェアや標的型攻撃など、企業をターゲットにしたサイバー攻撃は日々増加、激化しており、従来のセキュリティ対策では安全性が担保できなくなっています。サイバーインシデント防止にはNDR・EDRなどの技術的対策だけでなく“人”のセキュリティ意識向上教育も重要です。従業員の本物のセキュリティリスクへの対応能力を養成し、ヒューマンファイアウォールを実現するには?また、インシデント発生に備え、いち早いビジネス・信用回復のための事前準備や事後対応(DFIR:デジタルフォレンジック&インシデントレスポンス)はどうすればよいのか。このセッションでは、その解決策をご提案いたします。

12:00

講演5:レジリエントな働き方を実現するために、企業ガバナンスを強化するうえで必要な視点とは 

株式会社NTTデータ
デジタルビジネスソリューション事業部 デジタルワークスペース統括部
統括部長
水野 俊平 氏

近年、様々な環境変化により働き方も大きな変化を求められています。ハイブリッドワークの普及やオフィスに求める役割の変化など、多様化する働き方に順応でき、持続可能でレジリエントな働き方を目指して、一歩進みだした企業も多いのではないでしょうか。このような状況の中、企業ガバナンスを強化しつつ、新しい働き方を実現するための手段として、セキュリティは重要な要素の一つです。しかし、自社のIT環境の構成や利用実態から、何を重視していけばよいか、どのサービスを利用すればよいか、悩まれているお客様が多くいらっしゃいます。本セッションでは、企業を取り巻く環境の変化を振り返り、NTTデータがSIerの立場として多くの事例・ご相談を受けながら、お客様と対峙してきた解決方法のヒントをお話します。自社にとっての最適解を共に考える機会としていただければ幸いです。

12:25

昼食、ネットワーキングタイム、展示見学

13:15

講演6:セキュリティ対策の投資へのシフトの重要性と課題 

IDC Japan株式会社
リサーチマネージャー、Infrastructure & Devices
赤間 健一

セキュリティ対策製品を導入しているのは前提であり、インシデント発生時の対応など、セキュリティ態勢が問われる時代となり、変化しつづけるサイバー攻撃に対し、企業は守るべき資産への継続的な対策と態勢の強化がステークホルダーに求められています。IDCによるデータとユーザー調査結果を踏まえ、企業や組織に求められるこれからのセキュリティの在り方について考察します。

13:45

講演7:クラウドファースト戦略に検討すべき必要なデータセキュリティ強化策とは 

ベリタステクノロジーズ合同会社
テクノロジーソリューションズ本部
プリンシパルセールスエンジニア
松田 真吾 氏

デジタルファースト時代、引き続き自社データセンター内にデータを保持し続ける組織も多くありますが、クラウドを第一に検討するクラウドファースト戦略を実行する企業も増えています。企業の重要資産であるデジタルデータがクラウドへ移行する中、データ損失、コスト上昇、複雑な管理など、データ管理に関して新たな課題を生み出しています。本セッションでは、重要課題の一つであるデータセキュリティに焦点をあて、企業が必要なデータセキュリティ強化策についてご説明します。

14:10

講演8:ITの常識が通用しないOTセキュリティ対策とは? 

TXOne Networks Japan合同会社
業務執行役員/ビジネス戦略担当 兼 マーケティング本部長
今野 尊之 氏

工場などの産業制御システムは、生産性の向上、競争力の強化を目的として、IT技術やネットワークを活用し急激に進化しています。これまで「閉域網神話」とも呼ばれていたクローズドな工場ネットワークも、進化に伴い、これまで存在していなかった通信経路やデータの流れが生まれており、こうした新たな接点がサイバー攻撃の入口として悪用される可能性が高まっています。「サポート切れOSが数多く稼働している」「定期的なパッチ適用が困難」「ネットワークが適切にセグメンテーションされていない」など、OT(Operational Technology)領域にはIT領域とは異なる特性があり、その特性を踏まえたセキュリティ対策が求められます。本セッションでは、ITの常識が通用しないOT領域のセキュリティ対策の実践例や対策のポイントについて解説します。

14:35

ネットワーキングタイム、展示見学

15:00

講演9:デジタルファースト推進で求められる企業のサイバーセキュリティ戦略とは 

情報セキュリティ大学院大学
情報セキュリティ研究科 教授、博士
藤本 正代 氏

デジタル化の推進は、企業の規模や業種に関わらず、経営戦略における主要課題のひとつになりました。それに伴い、サイバーセキュリティへの対策は、企業の事業リスクマネジメントの中でも優先度が高くなっています。一方で、セキュリティ対策技術は、AIやIoTセキュリティなどを含め、多彩な分野で進化するとともに、ゼロトラストのような新しい考え方も出てきています。デジタル化に取り組む企業は、セキュリティ確保に向けたさまざまな手段を戦略的に活用することが重要になっていると言えるでしょう。本講演では、デジタル化の進展と併せてサイバーセキュリティ確保を同時に推進する「DX with Cybersecurity」への企業の取り組みについて考察します。

15:30

終了

※アジェンダは、諸般の事情により変更されることがありますので、予めご了承をお願いいたします。

会場

東京コンファレンスセンター・品川

住所:
〒108-0075
東京都港区港南1-9-36 アレア品川

アクセス:
JR品川駅中央改札港南口(東口)より徒歩2分

URL:
https://www.tokyo-cc.co.jp/shinagawa/index.html

パートナー

パートナー

メディアパートナー

ダウンロード

本イベント資料のダウンロードは終了致しました。

 

お申し込み

お申し込みにあたってのご注意

 

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  • お申し込みの画面では、参加費(消費税込 33,000円)が表示されます。招待コード(ご登録コード)をお持ちの方は、招待コードを入力後、再計算ボタンを押していただき、参加費の表示を更新してください(再計算ボタンを押すまでは通常の参加料金が表示されています)。
  • その他、ログインIDの登録についてのよくあるご質問はこちらをご覧ください。
お申し込み用
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お申し込み受け付けは終了いたしました。

 


 

受講票について

 

  • お申し込み受付け後、受講票のURLを記載したEメールをイベント開催日の数日前に送信いたします。URLにアクセスいただき受講票(Webページ)をプリントアウトの上、当日会場へお持ちください。

 


 

一般の方の参加お申し込みについて

 

1) 参加費のお支払いについて

  • 後日弊社より参加費の請求書をお送りいたします。
  • 参加費は請求書記載の支払期日までに指定口座にお振込みください。なお、銀行振込手数料はお客様負担とさせていただきますのでご了承ください。

2) キャンセルについて

  • 11月7日以降のキャンセルはお受けできませんのでご了承ください。