IDC Japan 年間情報提供サービス「Japan Network Services (Japanese Version)」は、企業向けネットワークサービス、ゼロトラスト化、ハイブリッドワーク対応などを中心に、通信事業者やシステムインテグレーターのターゲット市場を分析します。
近年の在宅勤務とクラウドサービス利用の急速な拡大により、多くの企業にとって最適なネットワーク構成は変化しました。自宅とオフィスのハイブリッドワークを前提とした、SD-WANやクラウド型セキュリティサービスの活用、Web会議の定着によって常態化したトラフィック増加への効果的な対処、DXなど企業のネットワーク担当者が考慮すべき課題はますます複雑になっています。技術面では、ネットワーク仮想化の進展、AI、IoT、5G商用サービスの普及、6Gに向けた研究開発の活発化といった変化があり、また事業環境面では、通信事業者はクラウドサービス事業者などとの新たな競争と協調の局面を迎えています。
本プログラムでは、上記の視点で今後のネットワークサービス市場の方向性や競合状況の変化などを分析し、同市場に関する最新のインサイトをお届けします。また市場規模予測と事業者シェアなどの定量情報も提供します。2024年は特に、企業向けネットワークサービス市場におけるSMB(Small and Medium-sized Business:中堅中小企業)の動向や、クラウドWANやSD-WAN/SSE(Secure Service Edge)市場の分析を強化します。