年間数十億件規模の独自データ、実際のユースケース、追跡対象の数十万社に及ぶテック企業を学習した、革新的なAI搭載テクノロジーインテリジェンス・プラットフォーム
【米国ボストン、2026年10月7日】IDC Research(以下、IDC)は本日、AIを搭載した新たなテクノロジーインテリジェンス・プラットフォーム「IDC Quanta™ for Tech Leaders」を発表しました。本プラットフォームは、今日のテクノロジーリーダーが直面する喫緊の課題に対し、事実に基づいた成果重視の回答を提供するものです。主要な企業向け市場におけるIDCの長年にわたる信頼性の高い調査が、その土台となっています。
IDC Quanta for Tech Leadersは、数千件のテクノロジーリーダー向けリサーチ文書から出典を明示して導き出される意思決定レベルの回答、年間150億件を超える独自データ、ベンダー選定機能、価格ベンチマークを一つのAIソリューションに統合したもので、CIO、AI責任者、CTO、CISOをはじめとする企業の意思決定者に向けて開発されました。リーダーが日常的に利用しているツール上で動作するため、信頼性の高いインテリジェンスを活用して、業務をより的確かつ迅速に進めることが可能です。
前例のない課題に対応し、新たな機会を捉えるデータドリブンなインテリジェンス
現在のテクノロジーリーダーは、確立された指針がない中で、3つの意思決定を同時に迫られるという、かつてない重圧にさらされています。すなわち、ベンダーエコシステムの再評価、変動の大きいAIコストの管理、そして測定可能なAI投資対効果(ROI)の実証です。IDCの調査によると、過去12か月間に、企業のAIエージェント予算の67%が10%を超えて超過しており、CIOの57%は全社で一貫したベンダーベンチマークを持っていないことが明らかになりました。このため、多くの企業が、検証を経ていない技術投資や、限られた交渉期間といったリスクにさらされています。¹
IDCの最高経営責任者(CEO)であるロレンツォ・ラリーニ(Lorenzo Larini)は、次のように述べています。「AIがあらゆる領域で企業を変革するなか、検証された裏付けなく速度を優先することは、許容しがたいリスクを招きます。IDC Quanta for Tech Leadersは、業界にとって画期的な存在です。これまで情報へのアクセスが壁となり、意思決定に時間を要してきたテクノロジーリーダーに、実行可能なインテリジェンスを直接お届けします。長年にわたる信頼性の高い調査に支えられ、リーダーの皆様は、AIトランスフォーメーションの時代に組織が成功を収めるための適切な選択に向けて、自信を持って戦略と投資を方向づけることができます。」
常時稼働のIDCインテリジェンスが成果につながる仕組み
リサーチ業界は従来、調査文書やPDFを通じて大量のデータを提供するモデルで事業を展開してきました。このモデルでは、アクセス権を持つ少数の担当者がインテリジェンスを取捨選択する形が一般的でした。IDC Quantaはこのモデルを刷新し、インテリジェンスへのアクセスを、現在の業務の進め方に適合させます。メールやClaude、企業内のAIツールなど、リーダーがすでに利用しているAIツールと、各社の非公開データ、そしてIDCが有するインテリジェンスの全体との間に位置し、業務の流れの中で、各リーダーの状況に即した回答を提供します。
IDC Quantaは、断片的でベンダー主導の見解や、検証されていないLLMの出力に代わり、独立したベンチマークに基づくエビデンスを提供します。これにより、リーダーは次のことが可能となります。
- 戦略立案の迅速化:独立した検証を経た市場インテリジェンス、IDCのフレームワーク、5,000億ドルを超える追跡対象のテクノロジー市場支出をもとに、テクノロジーロードマップ、ベンダー評価、アーキテクチャに関する意思決定を継続的に整合させることができます。
- 確信を持った支持の獲得:ベンチマーク、コストモデル、ベンダー評価、ベンダーシェアに基づくデータ裏付けのあるビジネスケースにより、取り組みの緊急性、機会、準備状況について説得力をもって示すことができます。
- データに基づく成果の実証:最適な技術を最適な価格で選定したうえで、IDCの確立されたガバナンスおよびROIベンチマーク手法を用いて、コストとリターンの最適化を継続的に図ることができます。
IDC Quanta for Tech Leadersは、数千社に及ぶテクノロジーベンダーを対象としたアナリストリサーチ、数千件の価格ベンチマーク、毎年250件を超えるIDC MarketScapeを基盤としています。また、IDC独自の「AIエコノミクス」リサーチアジェンダが本サービスの中核を担っており、テクノロジーリーダーはAI投資の真のコストとビジネス価値を把握し、イノベーション戦略の基盤を強化することができます。
Sourcewellのイノベーション・ストラテジストであるアンドリュー・シップ(Andrew Shipe)氏は、次のように述べています。「私たちはドローンを初動対応(ファーストレスポンダー)プログラムに導入することを検討していましたが、なぜ費用面で実現が難しいのか、十分に把握できていませんでした。IDCとIDC Quantaを活用することで、各機関が抱える課題を具体的な数値で捉えられるようになり、問題の本質を理解できるようになりました。」
多様な企業ニーズに対応する柔軟なプラットフォーム
IDC Quanta for Tech Leadersは、IDCのリサーチとデータ、専門アナリスト、実践的な取引支援を、削減額に応じた成果報酬ではなく、あらかじめ定められた年間一律料金で提供します。本サービスは、テクノロジーリーダーがIDCに求める価値として挙げた3点、すなわち「信頼できるリサーチとデータ」「相談できるアナリスト」「取引を精査する専門家」を軸に構成されています。
IDC Quanta for Tech Leadersは、機能と価格帯の異なる全7種類のパッケージで提供されます。うち3種類はエントリーレベルのパッケージであり、導入しやすい設計となっています。1つ目はIDCのリサーチとデータへのフルアクセスを提供します。2つ目は、これに加えてエントリーレベルの取引レビュー、アナリストへの問い合わせ、価格ベンチマークを提供します。3つ目はベンダー選定と取引価格のレビューに特化しており、ドメイン専門家、専門的なテクノロジーベンダーの専門家、市場の専門家との直接のやり取りが含まれます。リーダーの皆様は、目の前のニーズに応じて導入し、意思決定や投資の拡大に合わせて機能を追加することができます。プレミアムパッケージでは、利用可能なシート数、アナリストへの追加アクセス、テクノロジーリーダー向けイベントへの参加パスが加わります。
また、IDC Quantaは現在、AWS Marketplaceでも利用できます。これにより、テクノロジーリーダーは調達プロセスの簡素化と迅速化を図ることができ、既存のAWS予算コミットメント(クラウドクレジット)をIDCへの支出に充当することが可能です。購入経路にかかわらず、お客様は同一のサービス内容とIDCならではの体験が得られます。
IDCの最高リサーチ&データインテリジェンス責任者(Chief Research and Data Intelligence Officer)であるメレディス・ウェーレン(Meredith Whalen)は、次のように述べています。「ヘルスケア、小売、金融サービス、製造など、どの業界でテクノロジーを率いるリーダーであっても、現在ではテクノロジー支出の約半分を管理する事業部門のパートナーと緊密に連携しながら、重要な意思決定を行う必要があります。IDC Quanta for Tech Leadersは、業種別のベンチマーク、業界固有のAIユースケース、各チームがすでに信頼しているアプリケーションに合わせたインテリジェンスを直接提供することで、こうした摩擦を解消します。アナリストレベルの洞察をポータルのサイロから解き放ち、実行可能で業界に特化した根拠を、リーダーの皆様の手元にお届けします。」
提供開始について
IDC Quanta for Tech Leadersは、現在ご利用いただけます。詳細およびデモのご依頼は、https://www.idc.com/quanta/tech-leader/ をご覧ください。
¹ IDC, Future Enterprise Resiliency and Spending Survey (FERS Survey), Wave 4, 2026年7月
IDCについて
IDC Research, Inc.(IDC)は、AIエコノミーを支えるテクノロジーインテリジェンスレイヤーです。60年以上にわたり、リサーチとデータの分野でグローバルリーダーとして、ビジネスリーダーおよびIT部門のリーダーから、重要な事業戦略やIT投資の指針として信頼を得てきました。その強みは、専門アナリスト、独自のデータセット、厳格な方法論にあります。現在、IDCのインテリジェンスは、IDC Quantaを通じて、業務が行われるツールやワークフローに組み込まれており、業務の精度向上、チームの迅速化、そして企業の競争力強化に貢献しています。
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