target audience: TECH SUPPLIER  Publication date: Jul 2023 - Document type: Market Perspective - Doc  Document number: # JPJ49895123

2023年 国内SMBネットワークサービス市場動向: 中堅中小企業ユーザー動向

By:  Takahiro Mizukami Loading

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Abstract


本調査レポートは、企業のネットワークサービス利用実態を、IDCが実施したネットワーク管理者に対するWebアンケート調査の結果を基に従業員規模の観点から深掘りし、特にSMB(Small Medium-sized Business:中堅中小企業)に着目して分析する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い急速に広まったリモートワークとSaaSアプリケーション利用、そしてそれらが生む大量の通信トラフィックによって、大企業だけでなくSMBもネットワークの在り方を再考せざるを得なくなった。足元では、「コロナ禍」に停滞した経済活動が概ねコロナ禍前の水準に戻りつつあり、企業は今後目指すネットワークをより具体的に計画できる段階に来ている。ITサプライヤーは、大企業とSMBとのニーズの違いを理解し、SMBに適したアプローチが求められる。

「閉域WAN(Wide Area Network)を利用する企業は、大企業だけでなくSMBも、接続拠点を今後拡大したいと考えている。通信事業者は、自社サービスが有するコスト面の柔軟性や拡張性を積極的に訴求し、トータルのネットワークコストを最適化する手段を顧客に提供することで、拠点拡大需要の獲得を目指すべきである。また、自社施設でのITシステム運用から脱却し、クラウドを含む外部データセンター(DC)の活用を目指すSMBに対しては、外部DCが提供するSD-WAN連携機能に対応したSD-WAN製品を早期から提案すべきである。セキュリティ対策強化のニーズはIT予算の限られるSMBでも今後高まるため、政府施策を活用しつつ案件獲得と顧客接点の構築を図るべきである」とIDC Japan、Infrastructure & Devicesのシニアマーケットアナリストである水上 貴博は述べている。



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