target audience: TECH BUYER Publication date: Jan 2023 - Document type: Tech Buyer Presentation - Doc Document number: # JPJ49212123
IDC FutureScape: Worldwide Future of Digital Innovation 2023 Predictions - Japan Implications
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Abstract
本プレゼンテーションでは、世界と国内のFuture of Digital Innovation（デジタルイノベーションの未来）分野において、2023年～2028年に発生する主要な10項目の予測（Predictions）について議論する。世界市場については『IDC FutureScape: Worldwide Future of Digital Innovation 2023 Predictions（IDC #US48598522、2022年10月発行）』において議論されており、本プレゼンテーションでは、世界市場と国内市場のPredictionsの比較などに焦点を合わせて論じている。
国内企業のデジタルビジネスへの取り組みがさまざまな領域で進む中で、イノベーション創出に向けた企業の姿勢も、より前向きになりつつある。IDCが2022年1月に国内大企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）従事者を対象に実施した「国内DX支援サービス需要調査」で今後3年間の最重要な経営課題として想定されるものをたずねた結果、「DX／デジタル変革」および「新規事業／イノベーション創出」が上位2項目で、これらは過去3年間についての回答と比較して回答率が顕著に高かった。DXに取り組む大企業の課題意識は、DXや新規事業／イノベーションの創出へと明確に変化していることがうかがわれる。
「国内企業でも、先進的な企業を中心にデジタルイノベーションの実現に向けた開発リソースの強化やデータの広範な活用、製品のスマート化やイノベーションプログラムへの投資が進む一方で、イノベーション投資のROI（Return on Investment）の明確化や信頼あるデータ活用といった新たな課題にも直面している。R&D部門や多様なLOB（Line of Business）、財務／法務部門といった拡大する利害関係者を調整し、デジタルイノベーションを推進するためには、経営の「理解」だけでなく、経営のデジタルケイパビリティの強化が必要である」とIDC Japan、Software & Servicesのグループマネージャーである植村 卓弥は述べている。