Japan, 2025年6月5日- IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号、代表取締役社長:村橋 俊介、Tel代表:03-6897-3812)は、2025年の国内デジタルビジネス(DB)プロフェッショナルサービス市場予測を発表しました。
2024年の国内DBプロフェッショナルサービス市場は、前年比27.8%増の1兆5,083億円に達したとみられます。急速に発展するAI技術を企業のデジタルビジネス化に活用する動きや、基幹系システムに紐づいた企業のコア業務領域におけるプロセス変革を伴うモダナイゼーションの進展に伴い、高成長を継続しました。国内デジタルビジネス(DB)プロフェッショナルサービス市場は、デジタル製品/サービス/エクスペリエンスの創出などの「デジタルビジネス」に向けた支援サービスのうち、プロジェクトベースで提供される5種類のサービス(ビジネスコンサルティング、ITコンサルティング、カスタムアプリケーション開発、システムインテグレーション、ネットワークコンサルティング&インテグレーション)を合計した市場です。
この内、DB向けのビジネスコンサルティング市場は、ITモダナイゼーションプロジェクトの前提としての戦略策定や業務プロセス再定義/再構築といった案件に加え、AI(Artificial Intelligence:人工知能)適応に向けたビジネス変革やオペレーション変革支援が活発化しました。また、DB向けのITプロフェッショナルサービス市場は、2023年から本格化している企業のビジネスモダナイゼーションへの取り組みが、基幹システムを含むITモダナイゼーションへと進展したことが支出額規模の面で最大の成長要因となりました。国内企業のAI適応に向けた支援需要が幅広いテクノロジースタックでのIT実装支援サービスの利用を喚起しました。
2024年以降も、国内企業のデジタルビジネスへの変革に向けた構造的な需要とAIの技術的発展を背景に、前述の5種類のサービス領域全ての分野で高成長を継続するとIDCでは予測しています。国内景気の不透明感の高まりによる影響も懸念される一方、デジタルビジネス化とAI適応支援の需要が市場を牽引する見込みです。国内企業のAI適応成熟度の向上過程において、ビジネス変革と並行し、ITインフラやデータ基盤、開発基盤、自動化、アプリケーションといったテクノロジースタック全体の構築や導入支援サービスの重要性が高まります。また、既存ビジネスの変革に向けたITモダナイゼーションの需要も予測期間を通じて継続し、新たな価値創造/イノベーションの支援サービスが産業特化型AIユースケースの発展と共に進展することも市場成長を促進するとみられます。同市場は2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)18.4%で拡大し、2029年には3兆5,350億円に達するとIDCでは予測します。
IDC Japan株式会社Software & Servicesのシニアリサーチマネージャーである植村 卓弥 は、「国内デジタルビジネスプロフェッショナルサービス市場では、ビジネスプロセス変革を伴うITモダナイゼーションの需要が大企業では主流層に拡大したことに加えて、変革に向けたAI適応の支援が市場成長を駆動している。長期的な視点では、サービスベンダーはこうした需要を捉えつつ、プロフェッショナルサービスの提供モデルやビジネスモデルの再構築を進める必要がある」と述べています。
今回の発表はIDCが発行した「国内デジタルビジネスプロフェッショナルサービス市場予測、 2025 年~ 2029 年 」にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内デジタルビジネスプロフェッショナルサービス市場を5つの市場セグメントに分類し、2029年までの市場規模予測を行っています。
レポートの詳細についてはIDC Japan(報道関係者様 、左記以外の皆様 )へお問い合わせください。
<参考資料>
国内デジタルビジネスプロフェッショナルサービス市場予測、2024年~2029年

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2025年6月11日に日経ホールで開催。「『AIワールド』に向けたビジネスの変革」テーマにIDCアナリストの幅広い調査に基づくインサイトに加え、本年では特にAIがどのように産業を変革してビジネス戦略を再構築していくのかを、現実に則した視点で紹介します。
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