March 28, 2023

グローバルAIシステム市場は2023年に1,530億米ドルに成長

Japan, 2023年3月28日 – IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:村橋俊介、Tel代表:03-6897-3812)は、最新のAI(Artificial Intelligence:人工知能)システム市場におけるユースケース別の予測を発表しました。

IDCでは、19の産業分野における36のAI利用方法(ユースケース)について、国内市場を含むグローバルな支出額分析を「IDC Worldwide Artificial Intelligence Spending Guide」として提供しています。2023年3月に発行した本製品では、AIシステムのグローバル市場は2023年に前年比26.9%増の1,530億米ドルに達し、国内市場では前年比26.9%増の4,931億円に達すると予測しています。

2022年の国内AIシステム市場は、ビジネスバイヤー/消費者のデジタルシフトが進む中、アプリケーションソフトウェア/サービスへのAIの組み込みやAIプラットフォームの活用が進展し、データ分析、業務自動化、顧客サービスへの適用など、AIの本格的な利用がさまざまな産業分野で拡大しました。IDCでは、AI機能を利用するアプリケーションソフトウェア/プラットフォーム、AIワークロードを実行するハードウェア、およびAIシステム構築に関わるITサービスに関して、産業分野別およびユースケース別にAIがどのように利用されているかについて分析し、5年間の予測を提供しています。

この結果、国内AIシステム市場では、以下のAI利用方法が進んでいるとIDCでは分析しています。

  • 小売:スマートビジネスオートメーション、エキスパートショッピングなど
  • 組立製造:品質管理など
  • 銀行:詐欺分析調査など

上記のようにAIシステム市場では具体的な利用方法が提案され、業務の自動化、高精度化ばかりではなく、顧客サービスの高度化などへの応用が進んでいるとIDCではみています。

このような背景で、IDCでは企業/消費者のデジタルシフトによってAIの利用方法の拡大やアプリケーション/サービスへのAI機能の組み込みが浸透し、国内AIシステム市場の拡大は今後も継続すると予測しています。

IDC Japan株式会社 Software/Service Solutions グループディレクターである眞鍋 敬 は「為替変動、インフレーション、政変などグローバルな市場状況は不透明さを増している。デジタルレジリエンシーを向上させ、市場での競争力を確保することが、企業の生き残りの条件である。AIシステムは社内業務のみでなく、顧客エクスペリエンス領域においてもビジネス競争力の強化やあらゆる事業活動の精度を高めるためのツールとして利用が拡大するとみられる。さらに、大規模言語モデルの登場によってAIシステムのユースケースの拡大は加速するであろう」と述べています。

今回の発表はIDCが2023年3月に発行した「IDC Worldwide Artificial Intelligence Spending Guide」にその詳細が報告されています。本製品は日本を含むグローバルな9つの地域におけるAIシステム市場のセグメント別の2021年~2026年の実績および予測を提供しています。

(製品の詳細についてはIDC Japan へお問い合わせください)

<参考資料>国内AIシステム市場 ユースケース トップ5予測、2021年~2026年

Note: バブルの大きさは2022年の市場規模を示す

Source: IDC Japan, 3/2023

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